リスグラシュー
道中は手応えよく、中段馬群からレースを進め迎えた最後の直線。一瞬、前が狭くなったところをこじ開けるように突き抜けると1馬身差をつける完勝で久々の勝利を飾った(1着/3番人気)。武豊はこのレースをどう分析するのか?
レース前の思惑
追い切りに騎乗して坂路4F 49.8秒。自分自身で50秒を切ったのは過去に1,2回しかなかったので、ちょっと速すぎたかなと思うほど動きがよかった。秋華賞の時よりもパワーアップしていると感じた。
東京マイルは重賞を勝っているし、レース前から意外とマイルが良いのかもと厩舎サイドとも話していた。
レース回顧
ゲートの中での中立がこの馬は悪い。この日もたまたま出たという感じだった。偶数番でこれなので奇数番だときついと思う。
中段をすっと取れたが3コーナーから若干かかった。ペースはそんなに早くは感じなかった(600m通過タイム 35.4)。平均やや遅めで手応えはずっとよかった。
直線で前が空いて促すと去年までのもたつきを見せずに反応よく抜け出せた(上がり3F 33.6)。完勝だった。
コーナーでは外を回った方がいいと思っていたが、この日は馬を気にする素振りが全くなかった。成長を感じた。
このレースの前までは、春の路線が決まっていなかったが、阪神牝馬ステークスからヴィクトリアマイルと決まった。東京マイルで2回勝っているというのが決めてになったと思う。