ダイアナヘイロー
3コーナー手前からハナを奪ったダイアナヘイロー。直線に入って後続を引き離し、しぶとく末脚を伸ばし続けると2、3着馬の猛追を凌ぎきり見事先頭でゴールを駆け抜けた。武豊はこのレースをどう分析するのか?
レース前の思惑
福島調教師のラスト重賞。最初は京都牝馬Sを使う予定だった。阪急杯の日は、中山記念でエアスピネルに乗る予定だったがエアスピネルが回避したために阪急杯の日が空いたため、福島調教師がそれなら阪急杯を使うということにしたという経緯。
前回、なぜ大敗したのかという感じで特に馬の調子が悪いということはなかった。勝つか大敗かというところがあるので、馬の状態がどうこうというのはないと思った。ただ1400mでこのメンバーだし、勝つのは難しいだろうと正直思っていた。
レース回顧
阪急杯 ダイアナヘイロー 武豊 阪神芝1400m 18/02/25
スタートが上手で早いのでスタートはスムーズだった。メンバー的にアポロノシンザンがハナに行くと思ってたが、行かなかったので切り替えて自分が行こうと思った。
前2走は2番手3番手で大敗してきていたので、ちょっと変えようと思っていた。少しでもスタートが悪かったら抑えて差す競馬をしてみようかなと思っていた。でもスタートは出たし、ハナを主張する馬もいなかったのでちょっと変えてみようと思ってハナに立った。
開幕週で18頭立ては差し馬には嫌なもの。1000mが56.9と早かったが馬は楽に走っていた。馬場が良いと各馬が残るのでスペースができにくい。ので内で粘れたと思う。
それにして何かの力が働いたのかと思うほどの粘りだった。