JRA-VANで行われるPOGドラフトで毎年、上位争いをしている血統専門家・栗山求さんの指名した10頭をご紹介します。去年はサートゥルナーリア、シェーングランツなどを指名されてました。
栗山求さんのドラフト一覧
1巡目(牡馬1位)
ブルトガング
父:ディープインパクト 母:タピッツフライ
桜花賞馬グランアレグリアの全弟。姉よりも前肢の繋ぎも長くて気性も落ち着いている。距離は全然持つ。厩舎関係者の評価も高い。ゲート試験合格済で東京のデビューになりそう。
2巡目(牡馬2位)
ダノンレガーロ
父:ディープインパクト 母:キングスローズ
サトノアーサーの全弟。セレクトセールで2億7000万円の高馬。母は南半球のG1馬。配合が素晴らしい。ミッキーアイル、フルーキーの配合に似ており、どこをどう切ってもディープの名配合。
3巡目(新種牡馬)
リメンバーメモリー
父:キズナ 母:フィオドラ
現在457キロで、もうこれ以上は大きくならないと思うが十分競馬はできる。キズナの産駒で一番キズナに似ている。母がドイツ血統でクラシックタイプ。在厩しており、4週目の1800mに武豊でデビュー予定。
4巡目(牡馬3位)
ジュンライトボルト
父:キングカメハメハ 母:スペシャルグルーヴ
エアグルーヴの牝系にキングカメハメハという定番のニックス。上の兄弟も走っており、何の問題もなく走ってくると思う。
5巡目(牡馬4位)
ディアスティマ
父:ディープインパクト 母:スウィートリーズン
サンデーRの高馬。母がアメリカのダートマイルG1馬。ディープインパクトならなんとか芝でも走れるのではないか。マキャベリアンの血が入っているのも良い。
6巡目(牡馬5位)
レインカルナティオ
父:ルーラーシップ 母:リビングプルーフ
クイーンCを勝ったテトラドラクマの全弟。ルーラーシップで成功する典型的な配合。ルーラーシップ産駒は2歳の短距離はよく走る。早くデビューできれば波に乗れる可能性がある。
7巡目(牝馬1位)
リズムオブラヴ
父:ディープインパクト 母:ミュージカルウェイ
全姉にミッキークイーン。ヴィルシーナやヴィブロスと同じ血統配合で鉄板のニックス。評判も良いので重賞は勝てると思う。
8巡目(牝馬2位)
ルナシオン
父:ディープインパクト 母:ピラミマ
スワーヴリチャードの4分の3。アンブライドルズソングを持つディープ産駒はよい。ダノンプラチナと血統構成が8分の7同じ。G1も狙える馬
9巡目(牝馬3位)
サンクテュエール
父:ディープインパクト 母:ヒルダズパッション
アメリカでG1を勝ったヨシダの4分の3妹。上の兄弟は微妙な成績だが、母がスピード馬で牝馬で出て、柔くディープらしいスピードがある。
10巡目
マイラプソディ
父:ハーツクライ 母:テディーズプロミス
母がアメリカのダート7ハロンのG1を高時計で勝利。スピードタイプの母にハーツクライは合う。シアトルスルーもハーツクライと相性抜群。入厩済みで中京デビュー予定。